三軒茶屋の隠れ家メキシカン
miCasa(ミカサ)
メキシコ在住約10年の元ボクサーが作る繊細で温かいメキシコの家庭料理
2019年1月某日、私のメキシコの旧友がメキシコ料理屋をオープンさせたという情報を聞きつけ、こっそり友人とともに入店。
三軒茶屋の駅から少し離れているが、道に迷ったり、途中で100名ぐらいの団体と細い道ですれ違い、半身で長い距離を歩いたりして退屈しなかったので、それほどお店までの距離を感じずに到着。
内装は流行りの死者の日テイスト
店内は、天井に死者の日の飾り付け、壁にはマサさんが世界中を旅した時に撮影した写真が貼り付けられており、メキシカンな雰囲気の中にマサさんワールドが少し入っているような独特でいい感じの雰囲気。
音楽は、サルサやランチェーラなどメキシコの伝統音楽が流れている。しかし、地下にライブハウスがあるらしく、時折ドラムビートが、メキシコ伝統音楽のリズムを狂わせているw そこが個人的にはかなり面白かった。
料理は店主にお任せ
早速料理を注文!色々と他のメキシコ料理店にはあまり見られないような、パストールやサルピコンのタコス、チキンのモーレソースなどがあったが、今回はマサさんにお任せしてみた。
テキーラの目利きは流石!
お酒はテキーラの種類が尋常でないほど豊富で、しかもかなり安い!友人の一人(ペルー料理好きの女性)がお酒の安さを指摘してしまい、値上げしようかなと以前から考えていたマサさんを後押ししてしまった。。。なぜ言っちゃうんだ。。。安いままじゃないとこの貧乏な私は、年1ぐらいしか行けなくなってしまうでしょうがw みなさん、値上げされてしまう前のご来店をオススメします。
さて、まずは、お気に入りのネグラシリーズで乾杯♪
料理はナチョス、ワカモレ、タコス(パストール、カルニータス、サルピコン)、牛肉のステーキ、チキンのモーレソース、締めにメヌード(モツ煮込み)。
※個人的にモツが苦手なので、写真撮りませんでしたすみません。でも、お店の人気メニューだそうです!モツ好きの方は是非味わってみてください!
市販ではなく、自家製のトルティーヤをしっかりと揚げているので、食べ応え満点!ナチョスの概念が変わります!
フランスパンの上にチーズで下地を作り、その上にメキシコ料理定番のトマトやチリ、シラントロ(パクチー)をトッピング。フレンチとメキシカンの融合お見事でした!
メキシコに住んでいた時も食べたことがなかった初めての味。サルピコンとは冷静マリネという意味らしく、牛肉のマリネがこんなにもトルティーヤに合うのかとビックリしました!
安定のカルニータス。マサさん自家製のカルニータスは、メキシコ時代にホームステイしていたお母さんの味を呼び起こしますw 非常に家庭的で優しい味でした。
分厚く切られた牛肉は食べ応え十分!周りに添えられた、優しいフリホーレスとしっかり味付けされたピラフとボテサラ、ステーキと交互に食べるとたまらなく美味しい!自家製のサルサソースが絶妙なアクセントでした。
カカオや数種類のスパイスを煮込んで作られたモーレソース。他のメキシコ料理屋でも、稀に味わうことができますが、ここmiCasa(ミカサ)のモーレは他のモーレよりは刺激がそれほど強くなく(※本場のモーレはスパイスがキツすぎて初めて食べるとお腹を下す可能性あり)、非常に家庭的な味。ただ濃厚なだけでなく、優しい味付けで、舌触りがよくチキンとの相性も抜群!是非一度味わってみてほしい一品です!
メキシコの家庭の味と店主の笑顔に癒される
そして、最後はメヌードで締め、本日のメキシカンナイトは終了です。途中、テキーラを数杯注がれ、酔いが回りましたが、マサさんとの久しぶりの再会とマサさんのメキシコ料理の腕に非常に感動しました。
駅から少々歩きますが、料理の味とコスパは最強。都内で一番美味しくコスパのいいメキシコ料理といっても過言ではありません!メキシコ好きの方、一度本場のメキシコ家庭料理を味わってみたい方、マサさんが笑顔でお待ちしております!是非一度miCasa(意味:私の家)、マサさんの家に遊びに行ってみてください。
【miCasa(ミカサ)】
住所:東京都 世田谷区 太子堂 2-8-12 佐々木ビル 1F
営業時間:18:00〜26:00(火曜定休)
電話番号:03-6804-0433
※ただいま週末勤務可能なアルバイトを募集しているとの事です。ご興味のある方ご連絡ください。