メキシコシティのシンボルであるラテンアメリカタワー。1956年に建築された44階建ての高層ビルです。地盤が緩い地区に建てられていながら、1957年、1985年、2017年と3回の大地震にも耐えたことにより、メキシコの安全の象徴とされています。
入り口を入ってまっすぐ進むとチケット売り場があります。何人か並んでいるのですぐにわかると思います。
チケット代金は年々上がっており、2022年4月時点で大人190ペソ(約1,100円)、子供140ペソ(約780円)となっており、36階と38階にある小さな博物館(ラテンアメリカタワーの歴史的な背景などを説明)への入館チケットも付いています。チケットは帯状のもので売り場で手に巻いてもらいます。
※最後にエレベーターで1階に降りるときにスタッフの人にハサミで切ってもらえます。
チケットを購入したら、チケット売り場右手にあるエレベーターでまずは37階まで上がります。
37階に着いたら、左に向かうと広々としたフロアに出ます。
Latino VRというVRの何かがあったのですが、稼働してない様子でしたので、ぐるっとフロアを一周してみました。
外の景色はこんな感じです。
膝下からすでにガラス張りになっており、高所恐怖症の私としては少々恐怖を感じ、ガラスの目の前までは行くことができませんでした。先が思いやられます。
このフロアにはレストランもあるので、外の景色を見ながら食事をすることもできそうです。
テンション次第では、こんな感じの写真を撮ってもいいかもしれません。
一通り見終わったら、1階から上がってきたエレベーターの正面にあるエレベーターを乗り継ぎ、42階にある展望台へと向かいます。エレベーター前に英語が話せるスタッフがいて、エレベーターが車で色々と話してくれます。
さて、42階に着くとやはり展望台感は増し、景色もグッとよくなりますし、人も少々多くなります。
私の場合は、怖さもかなり増しました。あと43階、44階とあるので、不安しかありません。
5ペソで望遠鏡を使って景色を見ることもできます。
景色はこんな感じです、37階よりは気持ち高めになっています。
フロア中央に螺旋階段があり、そこを登って43階に上がります。
螺旋階段
43階はよりコンパクトなフロアとなっており、人の数もさらに多くなります。
売店もあるので、最上階の44階テラスに行く前に一息つくのもオススメです。
43階ともなると、ヘリコプターの飛行の高さを同じくらいでした。感動よりも恐怖が増しました。
さて、最上階44階のテラスですが、人数制限があるようで、タイミングによっては登れない可能性もあります。少し待てば解放されるので、43階もしくは36階や38階の博物館で時間を潰しておきましょう。
44階のテラスには43階からの螺旋階段を登っていきます。景色はものすごくいいです。しかし、高所恐怖症の私としては、足がすくみます。フェンスが膝下から始まっており、落ちそうな感覚に駆られます。
フェンスの目の前まで行くのがかなり怖かったので、代わりにラテンアメリカタワーの先っちょを撮りました。
足がすくんでしまったので、早々に切り上げて、エレベーターを乗り継ぎ1階へと戻りましたが、ラテンアメリカタワーは夜の景色も絶景です。タワー周辺は治安が比較的いいので、高いところが平気な方は、是非夜景も見に来てください。
行き方
タクシー:「トーレ・ラティーノアメリカーナ」又は「トーレ・ラティーノ」と運転手に伝える
地下鉄:べジャス・アルテス駅から徒歩2分程度
料金
大人:190ペソ
子供:140ペソ
営業時間
月〜金:10:00-21:00
土日:09:00-22:00
所要時間
約1時間
最後までお読みいただきありがとうございます。